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保証・アフターメンテナンスの考え方とは
でござんす!
地域密着対応がようござんす
一世一代の大きな買い物、何かが起きたら飛んできてもらわにゃ困ります。その意味では地場で長くやっている工務店さんで何かあったらすぐに対応してくれるような会社に頼みたい。1年・2年・5年・10年と定期的に点検してくれるのはもちろん、工務店独自の保証制度についてもしっかりチェックするのがようござんす。
そもそも注文住宅の「保証」って何?
「保証」には「法律で定められた保証」と「ハウスメーカーや工務店独自の保証」の2種類があります。
法律で義務づけられている保証
1.基礎構造部の10年保証(住宅品質確保促進法)
施工業者に構造耐力上の主要部分と、雨漏りの防止箇所に、瑕疵担保期間を10年とすることを義務づけたもの。この部分の補修は10年間無料になる保証です。
2.住宅瑕疵担保保険(住宅瑕疵担保履行法)
住宅品質確保促進法で義務づけられた10年保証ができるように、新築住宅を施行する建築業者に「瑕疵担保責任保険」への加入または「保証金の供託」を義務づけた制度。 万一、建築事業者が倒産しても、施主は最高2000万円まで、保険会社から受け取ることができます。
ハウスメーカー・工務店独自の保証
法律で保障されているのは、構造部分と屋根部分のみなので、家の内部の住宅設備や建具などの不具合を保証するために、ハウスメーカーや工務店が独自の保証制度を持っていることがあります。
建築業者ごとに保証期間が異なり、10年から30年、中には60年の超長期の保証を行う事業者もありますが、保証が有償であるケースが多いので、契約前に必ず確認しましょう。
注文住宅の「アフターメンテナンス」
どんなにこだわりぬいた注文住宅でも経年劣化は逃れられません。定期点検が必要です。ここでは、ハウスメーカーのアフターメンテナンスと、工務店のアフターメンテナンスを比較します。
ハウスメーカーのアフターメンテナンスの特徴
ハウスメーカーのアフターメンテナンスは、会社によって異なりますが、主要なものをあげてみましょう
- 無料点検
- 定期点検
- シロアリ保証
- 地盤保証
- 設備保証
- 24時間365日対応のカスタマーセンター
- オーナー専用サイト など
工務店のアフターメンテナンスの特徴
八王子の地元の工務店には、ハウスメーカーと同レベルのアフターメンテナンスができるところがあります。それに加えて、地域密着である強みを生かして、「住まいに何かあれば、すぐに駆けつけて対応できる」サービスを行う工務店の数が多いです。
大切な家を維持するためのライフサイクルコストも比較しよう
注文住宅は建てる時だけにお金がかかるわけではありません。家の修繕費やリフォーム費用などの「ライフサイクルコスト」が必要になります。家のデザインや機能も大切ですが、「保証」「アフターメンテナンス」も徹底的に比較して、納得のいく家を建ててください。
※当ページの参照元サイト
- 東建コーポレーション株式会社公式サイト 建築用語辞典 住宅瑕疵担保履行法(ジュウタクカシタンポリコウホウ)
https://www.token.co.jp/estate/useful/archipedia/word.php?jid=00016&wid=29530&wdid=01 - 東建コーポレーション株式会社公式サイト 建築用語辞典 住宅品質確保促進法(ジュウタクヒンシツカクホソクシンホウ)
https://www.token.co.jp/estate/useful/archipedia/word.php?jid=00016&wid=03291&wdid=01 - 週間住宅Magazine 大手ハウスメーカー全20社をプロが徹底比較!選び方の5つの項目や、特徴・坪単価も紹介 (2021年4月25日)運営会社:株式会社Azway
http://www.shukan-jutaku.com/hausemaker/