公開日: |更新日:
素材(木材・壁材)にこだわるとは
ですね、んーん
気持ちイイーは素材からです!
漆喰や珪藻土などの天然素材の壁や、無垢材の床、柱など、素材にこだわりつくした家は、壁から湿気や化学物質を排出できたり、空気を常に綺麗に保つことができるといわれています。ただそこまでこだわらずとも、シックハウスの原因となる建材に使われる塗料や接着剤、防腐剤などに含まれる化学物質については十分配慮したいです。
無垢材とは
住宅用に使われている木材には、一本の木から木材を切り出す「無垢材」と、合板やベニヤ板のように複数の木材を接着剤で貼り合わせた「集積材」の2種類があります。 無垢材を使うメリット 無垢材を注文住宅で使うメリットを5つあげましょう。
- 製材された後も呼吸を続けているので調湿効果がある
- 遠赤外線効果で夏涼しく、冬暖かい
- 年月とともに強度が増し、耐震性も高くなる
- 肌に優しくあたたかい感触で心を癒してくれる
- 手入れは簡単で、年々独特な深みが増していく
特に国産の無垢材を住まいづくりに使うことは、木材の家を建てる場所への輸送時に発生する、CO2を削減することにもつながります。
無垢材を使うデメリット
無垢材は温度や湿度によって伸縮するため、反ったり曲がったりする「狂い」が出てしまうことがあります。しかし、木の性質を知りつくした職人は、無垢材の特性を見極めて、「狂い」を最小限に納めるよう施工します。つまり、八王子の工務店選びで、無垢材のよさを最大限に生かすことが可能です。
無垢材の種類と用途
「無垢材」といっても、さまざまな種類があります。代表的な無垢材の例をあげてみましょう。
- スギ:土台・柱・天井・壁・建具など用途は広い
- ヒノキ:木肌の光沢と独特な芳香が特徴。耐水性・耐久性があり、床や柱などに使われる高級木材
- カラマツ:「赤身」や「節」が多く、柱・梁・垂木・床・壁などに使われる
- パイン:北欧産のアカマツ。北欧家具の素材
- サワラ:水に強く防ダニ効果もある。浴槽や浴室、桶などの材料
- ケヤキ:傷がつきにくいので大黒柱や寺社の建築で使われる
- サクラ:木目が美しいので家具や工芸品に利用されることが多い
珪藻土とは
「珪藻土」は、植物プランクトン「ケイソウ」が水中に堆積してできた化石に海藻の糊や「スサ」と呼ばれる草の繊維を混ぜたもの。吸湿性が高く、消臭性・防火性も高いのが特徴です。
漆喰とは
貝殻や石灰に、海藻でできた糊やスサの繊維を混ぜたものが「漆喰」です。断熱性が高く、調湿作用・消臭作用があり、カビや細菌の発生を抑える、有害物質ホルムアルデヒドを分解する力を持っています。
その他の自然素材
壁材に使われることが多い自然素材に「和紙」「綿や麻などの布類」「珊瑚由来の壁材」 などがあります。
特に「和紙」は障子・襖などの建具でもおなじみでの素材。
「羊毛」や「木質繊維」「綿」などを原料とした断熱材は、一般的に使われている「グラスウール」よりも断熱性が高く、結露しにくくなります。
自然素材を使った快適な住まいづくりを
自然素材を使うと、ビニールクロスの壁や合板を使った家よりも、建築費がかかりますが、長持ちする家ができるので、ランニングコストで考えると安くなります。自然素材をふんだんに使って、快適で長持ちする住まいづくりを、ぜひ検討してみてください。